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ミツヨ・エコプロダクツ
ノンフェノキシエタノールとは?
ノンフェノキシエタノールとは「フェノキシエタノール」が配合されていないもののことを言います。
フェノキシエタノールとはどのようなものか、また配合されないことのメリット、デメリットについて解説していきます。
フェノキシエタノールとはどんな成分?
フェノキシエタノールは防腐効果があり、主に化粧品に配合されている成分です。
名前に「エタノール」と付いていますが、一般的にアルコールと呼ばれる成分ではないため、アルコールフリーの商品に配合されることもあります。
フェノキシエタノールはグラム陰性桿(かん)菌やカビなどの抗菌効果に優れています。 グラム陰性桿菌とは大腸菌やカンピロバクターなど、グラム染色で赤色に染まる陰性菌の一種のことです。
フェノキシエタノールと同様に化粧品に配合されるのが、パラベンです。 パラベンも防腐効果を持つ成分で、細菌よりも酵母やカビの防腐効果が高いと言われています。
ノンフェノキシエタノールのメリット
フェノキシエタノールを配合しないメリットは、フェノキシエタノールが合わない方に刺激を与えないことです。
どんな成分でも万人が使えるわけではないので、少数派でも合わない人はいます。 フェノキシエタノールが肌に合わないと分かっている人は避けましょう。
またノンフェノキシエタノール=防腐剤無添加ではありません。フェノキシエタノールが配合されていなければ、パラベンが配合していることが多いです。
フェノキシエタノールもパラベンも、刺激が少ない成分なので肌に合わないかぎり極端に避ける必要はありません。
ノンフェノキシエタノールのデメリット
フェノキシエタノールが無配合で、パラベンが配合されている場合は問題ありませんが、両方配合されていないと注意が必要です。
水分量が多いスキンケアは開封すると雑菌が繁殖し、防腐剤無添加だと1カ月過ぎれば腐ります。
開封した時点で、時間とともに雑菌が繁殖するデメリットがあります。
防腐剤無添加で特に使用期限が設けられていない場合は、防腐効果の高い成分が配合されていることが多いです。
防腐剤無添加を使用しているのに、肌が荒れる場合は「雑菌の繁殖」か「防腐効果の高い成分」での肌荒れが懸念されます。
石鹸はノンフェノキシエタノールが可能
通常化粧品にはフェノキシエタノールやパラベンなどの防腐剤はほぼ必須ですが、例外として石鹸は防腐剤無添加が可能です。
石鹸はアルカリ性であることから、菌が繁殖しにくく発育しない環境であると言えます。 防腐剤を配合しなくても、普通に使用するかぎり腐りにくいという利点があります。