合成香料とは、人工的に化学的手法でつくられた香料のこと。
自然のものから芳香物質を取り出してつくった「半合成香料」と石油系原料を人工的に合成して作られた「合成香料」の大きく2つに分けられます。
原料は、香り物質を得ることさえできれば特に制限はありません。
合成香料の種類は3000を超えますが、世界市場で取引されている主なものは約500種類となっています。
関連記事
ノンフェノキシエタノールとは「フェノキシエタノール」が配合されていないもののことを言います。
フェノキシエタノールとはどのようなものか、また配合されないことのメリット、デメリットについて解説していきます。
フェノキシエタノールとはどん...
界面活性剤とは、本来は混ざり合うことのない「水」と「油」を混ざり合わせる作用を持つ「乳化」を促す物質です。
化粧品や洗浄料に含まれる界面活性剤は、水だけでは落とせない皮脂汚れや垢、メイクなどを落とすためには、なくてはならないものです...
アルコールは酒の主成分の1つであり、「酔い」などの効果をもたらします。
化粧品成分では主に「エタノール」が使用されていることが多いです。 大きくは、飲酒用と、化粧品用で分かれています。
化粧品用としての効能は、溶剤・基剤、収れん作...
ノンシリコンとは、シリコンが配合されていないことです。
近年シャンプーは、ノンシリコンが主流になりつつあるので「ノンシリコン」という言葉はドラッグストアなどでよく目にすることが多いですよね。
今回は、シリコンとノンシリコンの特徴につ...
石油系油とは、石油、原油などの油の総称のこと。
上記を精製すると、鉱物油、重油、軽油、灯油、等々が作られます。
精製後の油の一つである、鉱物油は医薬品、医薬部外品、化粧品で使用されることが多いです。
石油系油の使用は、賛否は分かれ...
ヤシ油とは、ココヤシから作られる油脂のことで、ココナッツオイル (coconut oil) のことを指します。
ココヤシ(学名:Cocos nucifera 英名:Coconut palm)とは、ココヤシの果実であるココナッツの巨大...
合成着色料(タール色素)とは、化学的に合成される人工色素(着色料)のこと。
原料は「石油」で代表的な例は、
アスタキサンチン、
カカオ色素
カロチン
カプサイシン
などです。
合成着色料の良い点は、少量で発色が良いことや色素同士...
水酸化Na(ナトリウム)は、水酸化K(カリウム)などと並ぶ代表的なアルカリ剤のこと。
塩化ナトリウムを電解して得られる成分で、化粧水・美容液など化粧品のPH調整剤として使われます。
主な効能として、高級脂肪酸の中和によるセッケン...