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ミツヨ・エコプロダクツ
ノンシリコンとは?
ノンシリコンとは、シリコンが配合されていないことです。
近年シャンプーは、ノンシリコンが主流になりつつあるので「ノンシリコン」という言葉はドラッグストアなどでよく目にすることが多いですよね。
今回は、シリコンとノンシリコンの特徴について解説していきます。
シリコンはどんな成分?
シリコンはヘアケアや化粧品の成分でよく目にする成分ですが、実際はどんな成分なのでしょうか?
シリコンは「ケイ素」と「酸素」が結合した有機化合物です。一般的な呼び名は「シリコン」ですが、正式には「シリコーン」という名前で油性のオイル成分になります。
潤滑性があり、すべりをよくする働きがあるため「スキンケア」「メイクアップ商品」「ヘアケア」などにも配合されます。
化粧品やシャンプーの全成分には、シリコンという成分名では書かれていません。配合成分の名称例として「ジメチコン」「シクロペンタシロキサン」と記載されることが多いです。
シリコンは肌に悪いもの?
化粧品の紹介に「シリコン無添加」や「ノンシリコン」とよく記載されていますよね。シリコンは「肌に悪そう」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
2010年代に「シリコンは毛穴詰まりをする」という情報が流れたことがあります。しかし実際のところシリコンは、毛穴詰まりは起こらないことがわかっています。
ノンシリコンのメリット
ノンシリコンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
シリコンは油性成分のため、シャンプーに配合される場合は頭皮にべたつきを感じることがあります。ノンシリコンシャンプーは、洗い上がりが軽やかで髪をふんわりと仕上げてくれることからも人気が高いと言えるでしょう。
化粧品に配合される場合は、皮脂崩れ防止の下地やファンデーションに配合され、化粧崩れを防ぐことができます。
化粧崩れしにくいのはメリットでもありますが、崩れにくい=落としにくいということになります。ノンシリコンだと比較的落としやすく、メイクが残留しにくい点では肌にやさしいと言えるでしょう。
超音波トリートメントを使用する場合は、髪をコーティングするシリコン剤が配合されていると、成分が髪に浸透しません。ノンシリコンのトリートメントでなければ、内部に浸透させることが難しくなります。
ノンシリコンのデメリット
ノンシリコンのデメリットとしては、すべりが悪くなることが挙げられます。
そのため頭皮につけるシャンプーはノンシリコンでも、コンディショナーやトリートメントにはシリコンが配合されていることが多いです。
髪が長い人はすべりが悪くなり、切れ毛や枝毛になることがあるのでコンディショナーやトリートメントでうまく取り入れていきましょう。
参考資料:
化粧品オンライン(シリコーン油)