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アロエベラ液汁とは?
アロエベラ液汁とは、ススキノキ科植物アロエベラの葉肉から得られる液汁です。
アロエベラ葉の外皮に含まれるアロインは医薬品の下剤として使用されています。また古くから、胃腸薬、傷薬などの民間薬として伝承されてきました。
化粧品には、アロインを除去したものをものを使用し、食品や飲料水などにもマルチに活躍している成分です。
今回はアロエベラ液汁が、化粧品ではどのような効果があるのかをお伝えしていきます。
角質層の水分を増加する保湿作用
アロエベラ液汁にはエースマンナンを含む約16種類ものアミノ酸を含有しています。豊富なアミノ酸が、角質層を柔軟にしながら水分量を増加することが報告されています。
角質層が水分量を保つためには、まず角質が柔軟であることが重要。水分量を保ちやすい肌作りに効果を発揮するのがアロエベラ液汁です。
水分の蒸発を防ぎながら水分量を保つ、保湿効果に優れた成分であると言えます。保湿剤としてスキンケアに配合されることが多く、水分量が不足した乾燥肌に効果的な成分です。
近年ではヒアルロン酸産生の促進効果があることがわかり注目されています。
色素沈着を抑制する
表皮の一番下にある「基底層」から、肌の色素を作るメラニン色素が生成されます。元々は肌を守るためにメラニン色素は生成されますが、紫外線を浴びすぎると過剰に生成されシミやそばかすの原因につながります。
アロエベラ液汁には、過剰なメラニンを抑制する効果が認められています。美白有効成分としては認可されていませんが、紫外線によるメラニン抑制に期待できる成分です。
紫外線吸収効果
アロエベラ液汁には、紫外線を吸収する効果がある成分が含まれているため、日焼け止めに配合されることもあります。
日焼け止めクリーム以外には、ファンデーションなどのメイクアップ用品にも配合されています。
肌荒れ予防
アロエベラ液汁は切り傷などの損傷をケアすることは、幅広く知られています。
スキンケアとしては、肌荒れを予防し消炎効果があるためニキビ予防にも期待されています。またアロエベラ液汁を乾燥した、アロエベラ液汁末は石鹸やスクラブ洗顔料、パックなどにも使用されています。
昔はアロエベラの葉肉を直接患部にぬり、保湿目的でも使用することがありました。天然植物は不純物も多く含まれているため、肌への使用はきちんと精製された化粧品に配合されたものを使用しましょう。
化粧品ではマルチに活躍
洗顔料からスキンケア、ファンデーションなどマルチに活躍するアロエベラ液汁。
シャンプーやヘアトニックなどのヘアケアをはじめ、ボディケア用品としても幅広く使用されています。
普段使っている身近な商品にも配合されていることが多いです。
参考資料:
化粧品オンライン アロエベラ液汁
化粧品オンライン アロエベラ葉エキス
化粧品成分用語辞典 2008 中央出版 P184アロエエキス