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顆粒層(かりゅうそう)とは?

顆粒層とは?

「顆粒層」という言葉を聞いたことがありますか?

化粧品を購入するときに「角質層」や「基底層」という言葉はよく見聞きしますが、「顆粒層」についてはよく知らない方が多いと思います。

顆粒層は、表皮角質層の下にある層のことです。
今回は、うるおいやバリア機能を保つ角質層の下に位置する「顆粒層」について学んでいきましょう。

「肌の構造」表皮とは

皮ふは表皮、真皮、皮下組織の3つに分けられ、体の内部を守る働きがあります。

肌(皮膚)の構造|表皮・真皮・皮下組織・筋肉

表皮 約0.2~0.3mm

肌の一番上にある表皮は、0.2〜0.3mmとラップ1枚分ほどの厚さになります。表皮は4層からなり、一番上の角質層はバリア機能という、外的刺激から肌を守る重要な役割を持っています。

表皮の一番下の基底層にはメラニン色素を作る、メラノサイトがあり紫外線から肌を守る働きがあります。しかし、紫外線を浴びすぎると過剰なメラニンが生成されシミやそばかすの原因になります。

真皮 約1.8~3.0mm

真皮は表皮の下にあり、ハリや弾力を保つ働きがあります。
また皮脂腺や汗腺などの重要な器官があり、汗や皮脂を出し体温調節したり肌にうるおいを与えたりします。

皮下組織

皮下組織は真皮の下にあり、皮下脂肪や筋肉があります。脂肪のクッションで内臓を守ります。脂肪はエネルギー源となり、体温の保護をする働きがあります。

顆粒層の働き

表皮は上から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層から作られています。顆粒層は上から2番目の層で、1層~数層の非常に薄い層です。上の角質層は核のない細胞が10〜20層重なり水分を蓄え、うるおいを保持しています。基底層から生まれた細胞に押し上げられ、垢となって剥がれ落ちていきます。
その角質層へ移る前段階の層が顆粒層になります。

顆粒層は核を持つ細胞で、ケラトヒアリン顆粒を持っていることから顆粒層という名前がついたと言われています。

ケラトヒアリン顆粒は、リン酸化したフィラグリンという物質で形成されています。フィラグリンは、天然保湿因子の材料となる成分です。

顆粒層にはセラミドが含まれ、肌の水分保持能を保ちます。また角質層と同様にバリア機能の働きも持っています。

顆粒層はバリア機能を支える重要な層

顆粒層は角質層へ移行する準備段階の層になります。そのため顆粒層の細胞がしっかりと働くことで、角質層のバリア機能を整えることができます。

角質層は肌を守るという大切な役割があります。バリア機能が整った肌は、うるおいを保持しやすくキメが整った肌と言えます。
顆粒層は、美しい肌を維持するために重要な層であると言えます。

参考資料:
明治通りクリニック
管理薬剤師.com
化粧品用語ライブラリー ケラチノサイト
化粧品用語ライブラリー ケラトヒアリン顆粒

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